ボールパイソンの飼育のあれこれ③これを見れば病気やケガは心配なし!
こんにちは!チノです!!ゴールデンウィークも終わりましたね。今年のゴールデンウィークは引きこもっていましたが、最後のほうにサンビームヘビを新たにお迎えいたしました。体がぎらぎら光ってるのはもちろん、顔がかわいいのなんのってサラマンダー探しに来たはずがヘビお迎えしちゃいました(笑)
サンビームについてはいつか書きたいと思います。
話を戻して今回はボールパイソンの病気等について書かさせていただきます。
病気にならないのが一番ですが、寿命も15年と長い時間を一緒に過ごしますのでもしもの時のためになればと思います。
マウスロット
口の中の傷が膿む症状です。ひどいと口を開けるとネッチョとした膿が見えます。また口の周りが泡立っていたりします。
よくあるのはご飯をピンセットで与える際に、ボールが勢いよく飛びつき口の中に傷ができてそこが膿んでしまったケースです。
なので先のとがったピンセットの使用は避けましょう。
さらに体調不良で抵抗力が下がってたり、ストレス、低温や不潔な環境も膿む確立が上がります。
症状としては食欲不振や呼吸困難、放置しますと命の危険があります。
軽い症状なら床材をペットシーツに変えて飼育環境を清潔に保ち、温度が低いなら温度を上げて抵抗力をあげましょう。そして綿棒やガーゼで膿を取り、イソジンで消毒すればよくなります。
それでも治らなかったり、ひどい状況でしたら爬虫類を見てくれる獣医さんに診てもらいましょう。
呼吸器疾患
呼吸が荒くなったり、口呼吸になったり、せきやクシャミ、口や鼻の周りに泡がついていたりと色々あるので日ごろの観察が大事です。
原因としましては湿度が高すぎたり低すぎたり、不潔な環境による寄生虫や細菌、ウイルスなどあります。
初期症状としては口周りの泡立った唾液が見え始めます。
早期治療が大事なので早めに獣医さんに診てもらいましょう。
又お迎えする際に症状の特徴がないかをしっかり確認しましょう。
ダニ
ぱっと見て鱗に見えますがよーく見るとわかります。裏側をみるとダニの足が見えます。
総排泄孔に半分は言っている状態のダニも見たことがあります。
ケージを熱湯で洗い床材もシーツに変えてまめに交換しましょう。
ボールも温浴させましょう。
爬虫類用のダニ防止用品もあるのでおすすめです。
ほっとくと食欲不振になったりどんどん弱っていきますので気を付けましょう。
消化不良
症状としてはご飯は食べたものの吐き戻したり下痢をしたりお腹のなかで腐ってしまうなど色々あります。
主な原因は温度が低かったり餌が大きすぎる、ストレスなどです。
ご飯をあげる前に温度のチェックをして、ご飯をあげたら今日明日はそっとしておいてあげるのが大事です。(ウンチを確認してからが確実です。)
ご飯をあげる前に触りすぎるのもよくないです。
冷めたエサや未解凍のエサを与えるのもダメです。
万が一、なってしまったら、1週間いじょうは餌は与えないでください。また吐き戻してしまう確率が高いです。吐き戻しが続いてしまうと命の危険があります。
次回与えるエサはワンサイズ小さいくしてください。消化しやすくするためです。
それでも吐いてしまう場合はピンクマウスにして切れ込みをいれるとより消化しやすいです。
はきもどした場合、腐臭がするのですぐに気づくので気を付けましょう。
クリプトスポリジウム症
原虫の仲間です。爬虫類だけでなく人も含めほとんどの生物に感染する人畜共通感染症です。(健康な人には基本感染はしないそうです。)
感染するとヘビの場合胃炎になります。
食欲が落ちたり、吐き戻しや下痢を起こし徐々に痩せていきます。そして衰弱していき死んでしまします。
これといった治療法はありませんがオーシストという感染を広げるものは熱と乾燥に弱いそうなので熱湯消毒や日光消毒もいいかもしれません。
後、、糞から移るので掃除をまめにし、糞に触った後は手をよく洗いましょう。
最終的には対処療法をしてもらいその子の免疫力にかけるしかありません。
脱皮不全
病気ではないです。脱皮がうまくいってない状況です
湿度不足が一番の原因ですが他にもケージが狭い、水入れに全身入らないなどあります。
後は脱皮の取っ掛かりなるものがないのも原因です。シェルターのザラザラなどにこすり付けて皮を脱ぎます。
ダニがいる時も脱皮がうまくいかないことがあります。
脱皮をしやすくする用品もあるのでよかったら使ってみてください。
最後に脱皮不全になった場合は、温浴させてのっこた皮をふやかせてからむくといいです。
ヤケド
よく聞くのは寒い時期にパネルヒーターだけ使ってて、ケージ内の温度が低く、ボールがパネヒの上にずっといて低温ヤケドをさせてしまうケース。
またケージ内に保温球などのライトを入れてるとボールが接触してしまい、ヤケドする恐れが高いです。
なのでパネヒだけでなく保温球や暖突を足す。また保温球はケージの外側に設置するなど気を付けましょう。
皮膚が少し赤いくらいでしたら自然回復しますが、ひどい場合は病院に行きましょう。
まとめ
書いてみて改めて思いましたが、ほとんどがほっとくと死んでしまいます。
日ごろの観察とすぐに行動することが大切です。
読んでいただきありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。