レプタイルズ飼育観察日記

爬虫類、両生類や熱帯魚の情報や日々の観察を発信していきます。

ボールパイソンの飼育のあれこれ

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こんにちは!ゴールデンウイークは部屋の大掃除に費やしてるチノです!!

今回からはボールことボールパイソンについて書かせていただきます。

コーンスネークか迷いましたが個人的に今、ボールのほうが好きなのでコーンはまた今度書かせていただきます。

 

体長1.5~2mくらいになる大きいヘビです。太さも腕くらいになります。雌のほうが大きくなる傾向があります。

カラーバリエーションもたくさんありめずらしいのだと10万円以上します。ボールを10匹以上飼ってる方もいます。

ボールパイソンは名前の通り危険を感じると丸くなる性質があります。

これは彼らが臆病な性格をしていることを表しています

また彼らはアフリカのガーナやトーゴが原産地ですが、そこで子供たちにボール扱いされているのです。このようにボールは比較的おとなしいヘビといえます。ただ大きいので噛まれると痛いですが毒はないので消毒すれば問題ないです。

ボールは拒食の子がほかのヘビと比べて多いです。ボールは発情期に餌を食べなくなる性質があります。

またストレスで食べないことも多く入荷時なんかは拒食の子が多いです。ですのでお迎えする際はご飯をちゃんと食べてるか確認しましょう。

 

必要な物

~ケージ~

ヘビは脱走の名人と呼ばれており、ちょっとの隙間やケースが欠けてたりすると脱走をします。特にボールは力があるのでプラケースのフタとかはしっかりフタができてるか 確認しましょう。

小さいときはプラケースやアクリルケースでもいいですが、大きくなったらガラスケージなどに変えてった方がいいでしょう。

ガラスケージで観音開きのタイプはとびらの下にカギがついていますが上にはカギがが付いてないので脱走する場合があります。

なので別でカギを付けるか、スライドタイプのほうがいいでしょう。

お手軽なので衣装ケースの選択肢もありますが隙間や通気性が問題ないものを選んでください。脱走や蒸れに気を付けましょう。

後ケースの透明度が低いとボールは慣れにくくなりますので、その点も気を付けましょう。

ケージサイズは成長段階に合わせて大きくしていってもいいですし、最初から大きいケージを用意するのもありです。

成長速度はそんなに早くなく1年くらいは猶予はあるので初期費用を抑える場合やすぐに場所の用意するのが難しい場合はそのほうがいいと思います。

最初に大きいケージを用意したほうが初期費用はかかりますが、買い替える必要がないので全体的に見れば安く済みます。

でも余った飼育器具を他の生体に使えばもったいなくはありませんが。

~シェルター~

お迎えしたばかりはシェルターがあるほうがストレスが減るのでいいとです。

また湿度が高めのほうがいいので入るうちはウェットシェルターもおすすめです。ないほうが慣れやすいといわれてますが特に関係ないと思います。

他にも脱皮の際の取っ掛かりにもなるので入れといていいでしょう。

~床材~

床材はいろいろあってペットシーツ、ウッドチップや広葉樹マットなどがあります。

ペットシーツは安くてまめに交換できるので、清潔に保てます。ただシーツの下にもぐったりする場合もあるので様子を見ながら使いましょう。シーツの下でウンチされると悲惨です(笑)

ウッドチップや広葉樹マットは見た目がいいのでレイアウトにいいですし、ウンチをした所を取ればいいので掃除が楽です。

細かい砂とか粉末が出るのはおすすめしません。

~ヒータ~

ボールは適温が28℃以上なので夏場はパネルヒーターでも大丈夫ですが冬はヒータを追加したほうがいいでしょう。保温球やセラミックヒータがおすすめです。セラミックヒータは高いですが保温球より寿命が長いです。

注意点はケージ内に置くとボールが巻き付くので外から温めましょう。またケージが溶けないように気を付けましょう。

飼育数が多い人はエアコンもいいですね。

~水入れ~

ボールは全身を水に浸けるので、全身が入るサイズがいいです。ひっくり返されないように重みがあるほうがいいでしょう。

また全身を水に浸けるので水を入れる時は冷たい水は入れないようにしましょう。餌食いが落ちるなど悪影響があります。

水は毎日じゃなくてもまめに変えましょう

~ピンセット~

勢いよく餌に飛びつくのでピンセットであげてください。

ピンセットは先端がとがってないのが良いです。また竹製のがあるのでそちらがおすすめです。

~照明~

紫外線は必要はありませんが、ボールなどのための紫外線ライトもあるので使うのもいいかもしれません。

観賞用にLEDを使うのもいいです。

~加湿器~

ボールは湿度高めのほうがいいです。なので湿度を保つのにいいと思いますが、これはお好みで。

まとめ

同じ人気のヘビのコーンスネークと比べると神経質でいろいろ手がかかりますがボールにしかない魅力がいっぱいあるのでご縁がありましたらお迎えしていただければと思います。

次回もよろしくお願いします。