レオパの飼育のあれこれ④病気や気をつけること
こんにちは!この前健康診断で体重が15kg減ってたチノです!!
今回はレオパを飼うときに心配なことや飼ってから気になる点、病気などを書こうかと思います。
これを読んでいただき、皆さんの不安を減らせればと思います。
多頭飼い
基本的には多頭飼いはおすすめしません。
オスどうしはなわばりをもつのでケンカします。なのでオス同士は絶対ダメです!
メスどうしはなわばりの問題はありませんが、なにかの拍子に尻尾を噛んだりして尾を切れたりとデメリットはあります。
しかしこれといってメリットはありません。あえていえばケージを増やさなくていいくらいですが、二匹以上飼うならその分広くする必要があるのでその点も微妙です。
オスとメスの場合野生下ではレオパはハーレムを作ります。
ただ飼育下ではメリットよりデメリットのほうが多いのでおすすめしません。
飼育設備もコンパクトですので一匹ずつ飼育しましょう。
私も大きい水槽が余ってたので三匹を一緒に飼っていましたがケガをしないか心配になりすぐ別々にしました。
ご飯を食べない
お迎えしたばかりや飼育環境の変化があったり、温度が低くなったり、なにかの拍子でびっくりしたり、食べたことがない物だったりしたときなどです。
お迎えしたばかりの子や環境に変化があった子はその環境に問題なければ、そのうち食べるようになります。
温度が低いと変温動物ですので食欲は落ちます。仮に食べても今度は消化不良になる可能性があります。
びっくりした子は落ち着けばまた食べるようになるので問題ないです。
食べたことのない物を食べないことについては、好き嫌いはあるので無理に上げないで食べるものをあげましょう。ハニーワームは食いつきがいいです。(あげすぎ×)
後はトラウマでコオロギに嚙まれたりとかがあります。なので弱らせてからあげる方もいます。
ピンセットで上げる時に顔の前にいきなりご飯を出すとびっくりして食べない子もいるのでレオパの気持ちになって食べやすいようやってみてください。
尻尾が切れた
トカゲの仲間は危険を感じると自分から尻尾を切る習性がある子が多いです。
痛々しいですが死んでしまうわけではありません。尻尾はまた生えてきます。ですが再生尾といって前とは別の模様、形が別になります。
問題は尻尾には栄養が蓄えられているのでいつもよりまめにごはんをあげましょう。痩せてきてないか気を付けてみてあげてください。
傷
軽い傷なら消毒して飼育環境を清潔にして様子を見る。
深い傷なら病院に診せたほうがいいでしょう。
レイアウトにとがった流木や岩使ったり、崩れそうなレイアウトは避けたほうがいいでしょう。
クル病
カルシウムと紫外線不足が原因で起こります。レオパは紫外線は必要ないのでカルシウム不足が原因です。
骨が変形してしまいます。腕が曲がったりします。
進行を止めることはできますが、残念ながら完治はしません。
カルシウムをしっかり添加して日ごろからしっかり観察すればならない病気ですので気を付けましょう。
クリプトスポリジウム症
エサを食べているのに痩せている、下痢をしている、吐き戻しなどの症状があれば可能性があります。感染するので隔離をしましょう。飼育器具も共有してはいけません。
疑いがある場合は命にかかわるので爬虫類をみてくれる病院で診てもらいましょう。
マウスロット
細菌感染症の一種で食欲が落ち、口の中にどろりとした膿がみえます。軽い症状でしたら清潔な綿棒で膿を取り、イソジンで消毒すれば治りますが、悪化してもいけないので無難に病院をおすすめします。
脱皮不全
脱皮の時に全部むけずに脱皮の皮が残っている状態です。病気ではなく症状です。
よく指先に残っているイメージです。
そのまま放置していると指先や尻尾の先に血行不良となり壊死して取れてしまいます。(欠損)
原因は湿度不足です。ウェットシェルターを使用すれば基本なりません。
もしなってしまった場合は、濡らした脱脂綿等でその部分を包んでふやかし優しくとってください。
アオジタトカゲとかはなりやすいですかね。レオパではあまりならないかなと思います。我が家の子たちは指先や尻尾は特になった子はいないですかね
まとめ
色々書きましたが、基本を守って飼育すれば恐れることはありません。
またショップで購入するとき尻尾が細くないか、食欲がないか、下痢をしてないか、指は欠けてないか、クル病じゃないかなど見たり聞いたりしましょう。
よっぽどあくどいところじゃなければ教えてくれます。
今回はここまでにさせていただきます。次回は繁殖のことを書かせていただきます。
読んでいただきありがとうございます!
この子は スーパーマックスノーアルビノというモルフです。
なぜかこの子は脱皮の時、顔周りの皮はいつも残っているので取ってあげてます。